基本情報
祭神はウガヤフキアエズノミコト。
宮崎にある鵜戸神宮と同じ神様です。
社殿の改築は、100年ごとに行われ、明治初期の改築に寄付をした人たちの名前を見ると、地元だけではなく球磨一円に知らていた神社であったことがわかります。
昔から、おっぱいを型どったものを作って参拝するとお乳の出がよくなると言われ、子宝や子育てにご利益があるとされています。
社殿の周囲には、100年以上を超えるクスやスギの大木が立ち並びます。
かんがい用に作られた人工地一帯は、平成14年から平成17年にかけてきれいに整備されました。
伝説
この場所はかつて沼地で、明治の初めごろまで大きな岩があったそうです。
その大岩がいかなる干ばつでも乾かないので、雨ごいの神様とされていましたが、天候が荒れた翌朝にその大岩が消えていたという伝説があるそうです。
沼地で地盤がゆるかったので、大雨で地中に沈んでしまったとか・・・
この辺りの地名が「潮山」、神社の名前が「潮神社」なのは、湧き水がしょっぱくて山の中なのに塩が出ると珍しがられたからだといわれています。
お祭り
潮神社の地元「野中田地区」では、毎年4月8日に水への感謝や水難防止を願った「川祭り」、12月8日に五穀豊穣の「感謝祭」があります。
戦前は芝居小屋がたち相撲大会が行われたりしてたいそう賑わったそうです。
アクセス
ゆのまえグリーンパレスの近く。
国道219号線から「ゆのまえ温泉 湯楽里」に向かい、頭上にかかるつり橋下を過ぎてすぐ左折したところにあります。
潮神社(おっぱい神社)概要
オッパイの神様といわれ、母乳の出が良くなることで有名な神社。
産前産後に乳房を型どったものを作って奉納すると、ご利益があるといわれています。
現在の社殿は、明治初期に建て直され、昭和28年に茅葺から瓦屋根に替え、平成17年に瓦屋根が葺き替えられました。
塞神社(男性の神様)概要
女性の神様である「潮神社」と、男性の神様である「塞神社」の両方に参拝すると夫婦円満、縁結びになると伝えられています。